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平成28年度シンポジウム

山の農学 ―「山の日」から考える

あいにくに雨でしたが、多くの方々ご参加いただきありがとうございました。

日時
平成28年10月 8 日(土)午前10 時より(午前9 時30 分開場)
会場
東京大学弥生講堂・一条ホール
主な対象
一般、学生、院生、若手研究者
講演要旨
別売(500円/1部)
ポスターイメージ
ポスター(pdf)
内容
 2016年に新たな国民の祝日として「山の日」が施行された。山は日本の国土の約7割を占めており、昔から人々の生活と直接的にも間接的にも関わりが深く、農業との関わりも極めて多面的である。そこで本シンポジウムでは、各農学分野における「山」をテーマとした研究とその展望を紹介し、山と農学との関係を新たに捉え直しアピールする契機としたい。研究フィールドは国内外を問わず、様々な角度から、山を取り巻く農学研究を紹介するものとする。
リーフレット 
講演題目
「大学山岳部が農学研究に果たした役割」 静岡大学学術情報学領域
杉山 茂
「古地図から読み解く百年で移り変わる山の風景」 森林総合研究所
岡本 透
「山を登る雑草 -白山国立公園の高山・亜高山帯に侵入した低地性植物の影響と対策-」 大阪府立大学
現代システム科学域
中山 祐一郎
「国立公園等の保護地域における登山、観光と自然保護」 岩手大学農学部
山本 清龍
「獣害対策から考える山との向き合い方」 岡山大学大学院
環境生命科学研究科
九鬼 康彰
「地方創生、里山活用における山羊の放飼事例」 元玉川大学農学部
安部 直重 
「山の昆虫から農業への贈り物
-里山の景観管理と生態系サービス―」
森林総合研究所
森林昆虫研究領域
岡部 貴美子
「日本の自然環境・生物多様性と調和した持続可能な
林業の原則」
森林総合研究所
森林植生研究領域
正木 隆